こんにちは。

運輸安全.comの山本です。

第２２回目の「運輸安全マネジメント」メールゼミです。

前回まで（２０、２１回）は、

「プロセス」について説明しました。

今回は、

「プロセス管理の重要性」について説明しましょう。

前回、プロセスの例として

「朝食を作って、食べて、後片付けする」・・・

要するに

「一連の朝食プロセス」を説明しました。

「一連の朝食プロセス」とは、

小さなプロセス　＝　「目玉焼き製造プロセス」

　　　　　　　　　　「目玉焼きを食べるプロセス」

　　　　　　　　　　「食器の洗浄プロセス」

　　　　　　　　　　「洗浄した食器を片づけるプロセス」

が、集まって、

大きなプロセスである

「一連の朝食プロセス」が出来ていますね。

その、「一連の朝食プロセス」のなかで

朝食を気持ちよく済ませて

出勤するためには

ナニが重要か？　　を考えていただけました？

ナニが重要か？

それは・・・

全てのプロセスが重要なのです！

チョット考えてみてください。

形良くおいしい目玉焼きが出来ました

・・・「目玉焼き製造プロセス」

上手においしく目玉焼きを食べました

　　・・・「目玉焼きを食べるプロセス」

きれいに食器が洗えました

　　・・・「食器の洗浄プロセス」

洗った食器を戸棚に片付けました

　　・・・「洗浄した食器を片づけるプロセス」

これらのプロセス、すべてが大切なのです。

形良いおいしい目玉焼きを、

上手においしく食べて、

きれいに食器が洗えたとしても

戸棚に食器を片づける際、

お皿を落として、ガチャーーーン、パリーーン　と

割ってしまった・・。

「一連の朝食プロセス」が

台無しですよね。

朝から気分悪いですよね。

ですから、全てのプロセス・・

小さなプロセス・・・

全部、大切なのです！

運輸事業でも

いろいろなプロセスがありますね。

「輸送受注プロセス」

「配車プロセス」

「荷物、積み込みプロセス」

「出発前点検プロセス」

「運行プロセス」

「荷物、積み下ろしプロセス」

「帰庫プロセス」・・・・・

これらのプロセスが集まって、

一日の業務プロセスが構成されています。

例えば、これらの

「輸送受注プロセス」「配車プロセス」

「荷物、積み込みプロセス」「出発前点検プロセス」

「運行プロセス」「荷物、積み下ろしプロセス」

が完璧に行えても

最後の

「帰庫プロセス」において、

追突事故を起こしてしまったら・・・・

最悪ですね。

また、最初のプロセスである、

「輸送受注プロセス」に

間違いがあったら・・

これも大問題です。

プロセスは、すべて、まんべんなく

適切に管理してこそ

結果＝パフォーマンス　が良くなるのです。

「運輸安全マネジメント」も同じです。

事故削減・撲滅のために

「運輸安全マネジメント」では、

さまざまなプロセスがあります。

これらさまざまなプロセスを

すべて、まんべんなく管理してこそ、

事故削減・撲滅が実現できるのです！

今回まで「プロセス」について説明しましたので、

次回は、プロセスと密接な関係にある

「ＰＤＣＡ」のお浚いをしましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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あおいコンサルタント株式会社

運輸安全マネジメント推進協議会

山本昌幸（ISO9001・ISO14001主任審査員、行政書士、

特定社会保険労務士、運行管理者）

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追伸（今回のオマケ）：

このメールゼミも遂に２２回目ですね。

前回の“今回のオマケ”でも書きましたが、

このメールゼミで運輸安全マネジメントを学んで、

事故削減・撲滅について真剣に考えている

あなたの会社は

いわゆる「行政処分逃れ」や「監査対策」という事ではなく

「如何にして交通事故を減らすのか！」を

真剣に考えて

「運輸安全マネジメント」に取組んでくださいね。

事故が減れば、

いろいろなご褒美というか、実益がたくさんあります。

プラス思考で

運輸安全マネジメントへの取組みを楽しいものにしてください。